「敵は作らないほうがいい」
時には上司の意見に逆らい、正義感を貫くことが必要だと信じていた。
しかし、その姿勢が知らぬ間に周囲との亀裂を生み出し、敵を作ってしまっていた。
上司であろうとなかろうと、忖度なしで言葉と行動に正直でいた。
悪いことは悪い、良いことは良い。
しかし、その結果、直属の上司にはめられ左遷させられてしまった。
この経験から、自分自身の身を守るためには敵を作らない方が得策であることを痛感した。
自分の気持ちに正直でいることが、いつしか足元を掬われる元凶になり得ることを理解した。
現実には、許せないことやおかしなことが蔓延している。
しかし、それに対抗するためには、腹の中で怒りを抑え、表面上は冷静な態度を保つことが必要かもしれない。
敵を作らず、巧妙に調和を保ちながら自分の信念を貫くことで、より効果的に物事をうまく進めていくことができる。
「無敵の武器は敵を作らないこと」
これは、感情を抑制しすぎず、かといって適度な柔軟性を持ちつつ、自分の信念を貫くための鍵なのかもしれない。
無駄に敵は作らないほうがいい