ブランディング
ブランディングとは、企業、製品、サービス、あるいは個人などの識別可能な要素を通じて、特定のイメージや価値を伝えるプロセスのこと。
なので、ブランディングには、ネーミングやロゴ、ビジュアルだけではなく、メッセージやコミュニケーション、さらには顧客体験なども併せて、ブランディングしていくことになる。
しかし、その中でも、最初のステップであるネーミングやロゴ、ビジュアルなどを銅のようにブランディングしていくのか、イメージがわかないと思うので、その点に関して、触れていきたいと思う。
どのようにブランディングするのか?
製品の名前やロゴ、ビジュアル、ブランドカラーなどをどのように創りあげていけばよいのか、できるだけシンプルに、そのプロセスを示すと次のとおり。
製品のロゴやビジュアルを決定する際、まず最初に考えるのは機能的な価値。
製品が何を提供し、顧客にどんな利益をもたらすのかを明確にする。
機能的価値を明確化することで、次のステップの情緒的価値を考えやすくする。
次に考えるのは情緒的な価値。
前のステップで考えた機能的価値が、顧客にどのような感情や印象を与えるかを考えていく。
ブランディングとは、顧客の心や頭の中に印象を残すこと。
なので、情緒的にどのような価値を顧客に与えるのか、明確にする必要性がある。
例えば、安心するとか、力強いとか、、、
最後に、ブランドの本質を明確にする。
ひとことで言えば、この製品はどういう存在なのか、これまで考えてきた機能的価値、情緒的価値から、考え抜く。
ブランドの本質をはっきりさせることで、ロゴやビジュアル、ブランドカラーなどを明確にすることができる。

このようなプロセスを踏んで、ブランディングしていく。
ブランディングのやり方
❶ 機能的価値を明確化する
❷ 情緒的価値を明確化する
❸ ブランドエッセンス(ブランドの本質)を明確化する