マクロから ミクロ分析 それ基本
自分のやりたいことをベースに、いきなり戦略を考えていくとという人もいたが、、、
それでは成功確率も極めて低く、むしろ失敗するリスクの方が高い。
戦略を考える上では、自社のことだけではなく、今後どのような環境変化があるのか?顧客のニーズは何なのか?競合の強みや弱みは何なのか?など、しっかり分析した上で、戦略を考えていく必要がある。
そうすることで、失敗のリスクを軽減し、成功確率を高めることができる。
では、
戦略検討にあたり、どのよなプロセスで分析していくべきかのか?考えていく。
(より大きな視点から)
まずは、より大きな視点から分析を始めていく。
なぜならば、ミクロ環境は、マクロ環境の影響を受けるためだ。
具体的には、PESTの視点で分析していく(PEST分析)
つまり、政治(Politics)、経済(Economy)、社会(Society)、技術(Technology)の視点で、
今後どのような変化があり、その領域にどのような影響があるのかトレンドを把握していく。
(より小さな視点へ)
次に、より詳細な分析に入っていく。
具体的には、3C分析と言われているもので、
市場(Customer)、競合(Competitor)、自社(Companey)の視点で、分析していく。
この際、分析の順番としては、
外部環境(市場・競合)の分析をしてから、内部環境(自社)の順で分析していく。
自社分析から始めない理由は、自社目線の先入観が反映されないようにするためだ。
あくまで客観的に分析していくべきだ。
このように、先入観をなくすためにも、より大きな視点から分析を始め、少しずつ分析視点を小さくしていくのが、戦略分析プロセスの基本的な流れだと思う。

Key Point
自社分析から始めるのではなく、
マクロ環境(PEST)→外部環境(市場・競合)→内部環境(自社)の順番で、先入観なく客観的に分析すべき