顧客視点
3C分析も、実際やってみるとどうしていいか解らないようだ。
そこで、もっと噛み砕いて説明するとともに、具体的に一緒に進めていくことにした。
これまで、優先すべき攻略市場を明確にしてきた。
次のステップでは、その市場における顧客のニーズを明確にしたい。
しかし、、、
今の現状は、顧客のニーズはあまり考えずに、自分達の関心ごとや、やりたいことありきで対応策が考えられている。
こんなやり方してたら、発売しても顧客には相手にされず、全く売れないだろう。
顧客視点で考えていくべきだと思う。
つまり、、、
顧客のことをしっかり理解し、顧客のニーズや課題を理解することで、それに対応した効果的な対応策を導き出すことができる。
一方、、、
顧客のことをあまり理解せずに、対応策を検討していくと、顧客ニーズや顧客の課題を満たすことができず、自己満足の対応策となってしまい、会社の貴重な資源を無駄に浪費してしまうことになる。
顧客ニーズ
だから、、、
顧客のことを深く理解していく必要性がある。
そのために、、、
顧客ニーズを明確にしていく。
しかし、、、
そもそも顧客ニーズを理解することの重要性が理解されていない。
そこで、問いかける。
「いま考えている対応策は、顧客のどのような課題を解決し、顧客にどのような価値を提供するのですか?」
問いに対する回答は…
「きっと価値があるし、課題もきっとあるはず」とのこと。
その価値も課題も空想でしかない。
(私にはそれほど価値があるとは思わないし、そもそも顧客の課題はそこではないと思う)
そもそも、顧客ニーズを明確することの必要性も感じていないようだ。
そこで、次のように提案する。
「あらためて顧客ニーズを確認しませんか?」
「そうすることで、いま考えている対応策の有用性を証明することができますよ」
それならと、なんとか顧客ニーズを確認していくことになった。
しかし、、、
本当の意味で顧客ニーズを明確することの重要性や必要性は理解していないと思う。
(私の仮説は、顧客ニーズを明確にすることで、いま考えている対応策が有用でないことが逆に証明できると考えている。そのことで、顧客ニーズを明確にすることの重要性・必要性に気づいてくれればと思う。)
そして、、、
これまでに明確にしてきた攻略すべき市場における顧客の声を聞いていく。
実際に、、、
顧客の声を聞くことで、顧客の課題が明らかになった。
同時に、これまで考えていた課題が顧客にとってはあまり重要でないことが分かり、いま考えている対応策はあまり効果的でないことが明らかとなった。。。
Key Point
- 顧客のことをしっかり理解し、顧客のニーズや課題を理解することで、それに対応した効果的な対応策を導き出すことができる