戦略 〜説明しても理解されず(3C分析 ③)〜

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競合分析/自社分析

3C分析も、説明を理解できたとしても、実際やってみるとどうしていいか解らないようだ。
そこで、もっと噛み砕いて説明していくとともに、具体的に一緒に進めていくことにした。


これまでに、優先すべき攻略市場、そして その攻略市場における顧客ニーズを明らかにしてきた。
次のステップでは、競合分析、そして自社分析をしていく。


競合分析および自社分析では、少なくとも次の問いに答える必要があると説明させていただいた。

  • 競合他社の強み/弱みは何か?
  • 自社の強み/弱みは何か?



しかし、実際やってみると、、、
競合他社の強み/弱み、自社の強み/弱みと思われるものを羅列しているだけだ。

結局、何を言いたいのかさっぱりわからない。


強み/弱みを評価する軸を明確にする必要性がある。

強み/弱みの評価軸は?

そこで、軸を明確にする。
軸は、これまで検討してきた「攻略すべき市場」および「顧客ニーズ」だ。

まずは、攻略すべき市場における競合分析・自社分析を進めていく。

「攻略すべき市場における競合他社の強み/弱みは何ですか?」

「攻略市場における自社の強み/弱みは何ですか?」



軸を明確にすることで、羅列ではなく、ポイントを絞って、本当に知りたいことが明らかにされていった。

強み/弱みの本質は?

評価軸を明確にして検討していくことで、単なる羅列ではなく、優先度の高いと考えられる強み/弱みを明らかにすることができた。


しかし、、、
表現されている内容が、表面的だ。


どういうことかというと、、、
例えば、「攻略市場においてシェア1位」ということが自社の強みとのことだが、、、
具体的に何が強みとなるのか不明確でわからない。


つまり、、、
「攻略市場においてシェア1位」という表面的な現状ではなく、その本質的な強みは何なのか?
本質的な要因まで落とし込む必要がある。



そこで、、、
さらに問いかける。

「攻略市場において、シェア1位になっている要因/理由は何ですか?」



このように、さらにその要因/理由まで掘り下げていくことで、
本質的な攻略市場における競合の強み/弱み、および自社の強み/弱みが明確にすることができた。


同様に、、、
「顧客ニーズ」における競合の強み/弱み、および自社の強み/弱みについても、検討していく。

競合/自社を相対的に評価

競合分析も自社分析も、同じ評価軸で評価してきたが、、、
このように同じ評価軸で検討することで、競合および自社の強み/弱みを相対的に評価することができる。


自社の強みが競合と比較して、本当に強みとなるのか?相対的に比較することで、本当の意味で強み/弱みを評価することができると思う。

評価軸競合自社
攻略市場(強み)
 ✔︎ ・・・
(弱み)
 ✔︎ ・・・
(強み)
 ✔︎ ・・・
(弱み)
 ✔︎ ・・・
顧客ニーズ(強み)
 ✔︎ ・・・
(弱み)
 ✔︎ ・・・
(強み)
 ✔︎ ・・・
(弱み)
 ✔︎ ・・・



Key Points

  • 競合分析/自社分析する際は、評価軸を明確にして検討すると効率的かつ効果的
  • 競合および自社の強み/弱みは、表面的な現状ではなく、本質的な要因まで落とし込む
  • 競合分析/自社分析は、競合および自社の強み/弱みを相対的に評価する




「人生のビジョンを明確にし、理想の未来へ一歩踏み出しませんか?」


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記事を読んでくださりありがとうございます。
上司にはめられて左遷させられたおやじです。

このどん底の状況から抜け出せるのか?
ここから這い上がることができるのか?

どのようにして気持ちを切り替え、
どのように前を向いていけばよいのか?

自らを実験材料に
自分自身で試してみたいと思いますので、

私自身の体験が
少しでも皆さまの参考になれば幸いです。

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