「あらゆる人から好かれなくていい」
〜ニーチェの言葉〜
“誰からも好かれるのが当然だとは思わず、普通に接していたほうがよほどいい”
Friedrich Wilhelm Nietzsche
〜ニーチェの言葉〜
〜自身の経験から〜
ニーチェの言葉、「あらゆる人から好かれなくていい」という言葉は、私自身が身をもって理解した言葉でもある。
かつて、生まれ故郷を離れて新しい場所で生活する中で、あまりにも周りに合わせようとしすぎてしまったことがある。
特に、故郷の言葉ではなく、がんばって標準語を使うことを意識していた。
誰からも好かれようとして、自分自身を偽り無理していた。
しかし、次第にその選択が自分らしさを失っていることに気づいた。
そこで、気にせず故郷の言葉を使っていくことにした。
すると、そんなことを気にしているのは自分だけで、周りの人はそんなことを気にしていないし、そこで離れていく人は、それでいいと思うようになった。
そのことがきっかけで、本来の自分自身を出していくことが大切だと気づいた。
その時から、自分らしさを大切にし、他人の期待に縛られず、自分の中にある「本当の自分」を表現することにした。
自分らしく生きていくことで、より深い人間関係を構築することができるようになり、自分自身も楽に生きていけるようになった。
あらゆる人から好かれなくても、本当の自分を受け入れてくれる人たちと繋がればいい。
本来の自分を大切にすることで、自分自身に素直に生きることができ、それでもいいと言ってくれる人たちと繋がればいい。
…そう思えるようになった。
自分自身を偽らず、自分らしさや価値観を大切にすることが、本当の意味での豊かな人間関係を築く近道だと思う。
あらゆる人から好かれることよりも、本当の自分を大切にした方が、豊かな人生を歩める。